北は中国山地から、南は広島湾の厳島まで。南北に長い面積を持つ廿日市市。その山間部に位置する、豊かな自然に囲まれたお住まいを訪ねると、親子犬であるラブラドール・レトリバーの栗太郎と剛太郎が尻尾を振りながら来訪者に近寄ってきた。市街地ではピークを更新し続けている真夏の気温も、いくらか涼しげに感じさせるこの里山で、10頭の犬たちと暮らしている岡本さんご夫婦は、犬たちがすこやかに過ごす環境を守る選択肢として、2台の電動車を購入したという。犬たちとの暮らしや、カーライフについてお話を伺った。
美しい環境で、犬たちと一緒に暮らす。
犬は家族だね。今はラブラドール・レトリバーやセッター、ジャック・ラッセル・テリアなど、10頭と暮らしています。他にも猫やニワトリもいるんだけどね。でも、これだけ増えたのは奥さんと再婚してから。彼女は子どもの頃から、犬と一緒に育った環境だったみたい。だから気が付いたら、これだけの数になってた。ここは素敵な環境でしょう? 自然に囲まれて、せせらぎも流れていて、景色も見渡せる。美しい自然の中で、犬たちと暮らすのは楽しいですよ。犬たちが、生活の中心になっているかもしれないね。
環境を守るためにも、電動車を選びたい。
クルマは好きですね。これまで20台近く様々なメーカーの車種に乗ってきました。今回、三菱車を選んだのは、妻の通勤車の買い替えがきっかけです。これからはゼロカーボンの時代だから、電気自動車にしようと思って、候補となるクルマを比較していたら、eKクロス EVのデザインを奥さんが気に入って購入したのね。そして、eKクロス EVの6カ月点検で三菱のディーラーに行ったときに、試乗車としてアウトランダーPHEVに乗せてもらったんです。上質な仕上がりが気に入って、PHEVだから環境にもやさしいし、そこで即決したんだよね。
強さとやさしさ、両面を持つアウトランダー。
自宅充電だから、アウトランダーPHEVにガソリンを給油をしたのは半年で3回だけかな。この付近は坂道が多いけど、力強く登ってくれるし、下り道では回生ブレーキで発電もしてくれる。落ち着いた静粛性と、タフな高性能を両方持っているクルマだからとても満足してるね。電気自動車のeKクロス EVも、軽とは思えないパワーと加速で、妻が通勤が楽しくなったって言ってるね。廿日市は山も川も海もあって美しい環境でしょう。それを守るためにも、環境にやさしいクルマに乗っていたいし、犬たちのためにも環境を守りたいね。
喜ばせたい気持ち。それを大切にしたい。
犬たちを連れて遊びに行くことも多いね。今日のように暑い日は近くの川に水遊びに連れて行きます。水遊びにはラブラドール・レトリバーの百恵を連れていくことが多いね。毛の色が黒いと日光を吸収して暑いから、それを和らげてあげたいし、彼女は泳ぎも上手なんですよ。犬を連れてあちこちの街に出かけることも多いです。錦帯橋とか、広島市内にお出かけすることもある。ソフトクリームを食べさせると、犬たちも喜んでくれる。それに、犬を連れていると、色々な人が声をかけてくれるのも楽しいね。
好きなものに癒され、好きなもので繋がる。
犬たちは基本的にはそれぞれのケージの中で暮らしているんだけど、食事のときには、2~3匹ずつぐらい、家の中に交替で連れてきて一緒に過ごしているのね。食事も自分たちと同じメニューを分け合って食べてる。寝るときにも交替でベッドに入っていますね。休みの日に犬たちと一緒に昼寝をしていると、仕事の疲れも癒される気がするね。犬をきっかけに友達になった仲間もたくさんいて、この家に遊びに来て、20人ぐらいの飼い主の方々と、その飼い犬たちも一緒に賑やかに食事をしたりとかね。好きなもので繋がるって楽しいよね。
安心できるから、もっと遠出を増やしたい。
アウトランダーPHEVに乗り換えてから、乗り心地も良くて、安心して長距離も走れるから、以前に比べて遠出をすることも増えたね。犬たちの世話もあるから、日帰り旅行がほとんどだけど、最近の週末は、山口県の周防大島がお気に入りかな。カフェとかも増えていて楽しいよね。アウトランダーPHEVもeKクロス EVも、自分たちの年齢的には、たぶん最後のクルマだと思うから、大切に乗り続けて、夫婦で、あるいは犬たちと、色々なところに行って、楽しい思い出をたくさん残していきたいですね。