穏やかな瀬戸内海の海。どこまでも見渡せる青空。波が寄せるたびにキラキラと輝く水面を見下ろしながら、1台のデリカD:5が走り抜ける。大きな吊り橋を渡り、7つの島が連なるとびしま海道を進んでゆく。ハンドルを握るのは石津さん。この日は9歳の長男とふたりで海を目指している。「海に行ったら、カニが見れるかなぁ」はにかんで尋ねる息子の声に答えながら、軽快にハンドルを切る。5人の家族がいつでもリラックスして集まれる場所としてデリカD:5を愛用してきた石津さんに、これまでのカーライフや、そこに込められた想いを伺った。
家族が集まる、心地よい場所として。
海は好きですね。育った街が海沿いでしたし、父の実家も日本海に面した街で、帰省をいつも楽しみにしていました。今日は長男に海を見せてやりたくて来ました。僕も妻もそれぞれの仕事の関係で、なかなか休みが合わなくて、家族と海に来たのは数年ぶりですね。彼の上に中学生の姉が2人いますが、それぞれが忙しくて、家族5人が揃って出かける機会は限られます。でも、いざその機会が来たら、全員がいつでも揃って出かけられるよう、3列シートのミニバンを3台、乗り継いできています。
ユーティリティと動力性能を両立。
デリカD:5はとても気に入っています。スライドドアのあるミニバンでありながら、オフロード性能も両立しているキャラクターって、珍しいですよね。ディーゼルエンジンで4WDですから、走りもとても力強いですし、思ったよりも静か。坂道も軽々と登ってくれるし、高速道路での長距離走行でも安定していて疲れないです。以前、会社の同僚たちと宮崎県の日南まで長距離ドライブをしたことがありますが、他社製ミニバンに乗っていた同僚も、デリカの安定性には驚いていました。ちょっとゴツいデザインも気に入っています。
10年越しにかなえた、デリカD:5への憧れ。
デビュー当初から、デリカD:5に憧れていました。10年前にも購入を検討しましたが、前のクルマの車検とのタイミングが合わなくて、そのときは断念しました。2019年のモデルチェンジで今のデザインに変わった際、特にうちの奥さんが新しいデザインを気に入って「誰も乗っていないうちに乗りたい」と背中を押してくれて、そこでやっと購入できました。その後も、あまりにもデリカが好きすぎて、昨年の車検のときに同じデリカに買い替えたほどです。親身にしてくれる、広島三菱自動車販売の皆さんの、人柄や誠意にほだされた面もありますけど(笑)
今しかない一瞬を、大切に過ごしたい。
家族全員で出かけるときは、買い物が主体です。特にアウトレットモールに買い物に行くことが多いですね。女子が多いから、みんなファッションは大好きなようです。子どもたちが車内で快適に過ごせるようにしてあげたくて、DVDを流す車載モニターや、車内Wi-Fiを装備しています。デリカD:5はウォークスルーで前後の席を移動できる点が子どもたちには好評ですね。将来、子どもたちが成長して自分の時間を持つようになると、全員で出かける機会はもっと減ると思うので、今の時間を大切に過ごしたいですね。
自分にしかない道を見つけて欲しい。
子どもたちには”職人”というか、自分だけの道を見つけてもらいたいと思っています。どんな分野でも良いので、夢中になれること、これだけは得意というものを見つけて、それを追い求めて欲しい。手に職をつけてもいいし、スポーツでもいいし、マニアックな分野の専門家でもいいし。だから、これまでもずっとそうですが、子どもたちが興味を持ったことは、それがまだ模索の段階だとしても、応援していますし、そのための協力は惜しまないつもりです。そして、その道が決まったら、目標に向かって本気で突き進んで欲しいと思っています。
家族をやさしく迎える、第2のリビング。
デリカD:5は、家族がふらっと集まれる、もうひとつのリビングのような場所だと思っています。だから、ちょっとした送り迎えでも、買い物でも、乗ってくれるとうれしいですし、デリカに乗っている間は、子どもたちには楽しく過ごして欲しいですね。今後は、これまであまり機会がなかった旅行にも一緒に行きたいと思います。個人的には、和歌山県に最近惹かれているので、家族揃って行ってみたいですね。もっと将来、子どもの手が離れたら、いつかスポーツカーにも乗ってみたいけど、その時代のデリカがやっぱり好きかもしれません。